2012年04月08日

フォントが指定できるようになりました。


本日公開します、ITBC v2.40 a29ですが、
待望の「フォント指定機能」がつきました。

例えば、現状よく使われているMSゴシック指定は
こんな感じですが、

WS000033.JPG

カスタムフォントをしていすると、こんな感じになります。

WS000034.JPG

著作権上の問題(フォント配信)をクリアしなければなりませんが
フリーフォントを使えば、iPhoneみたいな表示機器でも
より「目に優しい文字」「雰囲気を大事にする現場」など
対応できる幅が広がります。

ぜひお試しください!
posted by なお at 15:46| 静岡 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 要約筆記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月07日

背景指定ができるようになりました。


 ITBC v2.40 a20から、背景画像を指定できるようになりました。

 今まで、画像を画面を分けて表示していましたが、
 1)字幕として提供できる枠が狭くなる問題がありました。
 2)背景が単色で見栄えがよくないとの指摘がありました。

 今回から、設定をすると背景として表示するようになります。
 (ただし、PSP、DS、携帯電話の一部などでは表示されません)

 <設定方法>

 1)画像設定画面で「背景画にする」と「画像などを〜」のチェックをいれます。
   (字幕を乗せるなら、「文字も〜」にもチェックをいれます)

   WS000001.JPG

 2)画像を読み込み、字幕を送ると、このような表示になります。

  例:
   WS000000.JPG

   ※画像は著作権フリーの素材(http://lovefreephoto.blog110.fc2.com/#kiyaku )を
    活用させて頂きました。
  

  だいぶ見栄えが変わりましたよね。
  卒業式など、雰囲気も出したい場合には良いのではないでしょうか。
  iPadなどでは 背景画像表示が可能ですので、これからの時期
  ぜひお試しくださいませ。

posted by なお at 23:23| 静岡 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 要約筆記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月04日

ITBC v2.40 a19の更新点を解説します!


もう2月になってしまいましたが、
何回かITBCのアップデートを実施しました。

大きく変更した部分を解説します。

1)字幕配信画面の標準フォント指定を追加しました。

  今回のバージョンから、標準として「MSゴシック」を使います。
  (ただし、PCブラウザなど、フォント指定に対応している機器のみ。)

  今までは、ブラウザ指定のものを使うようにしていましたが
  標準設定で「MS Pゴシック」などが適用されるケースが多かったです。
  そのために、ITBCが1行文字数整形をしたことが裏目にでて
  画面右側の改行位置がまばらになる問題がありました。

  今回、プロポーショナルフォントをあえて使わない設定を織り込むことで 
  画面全体が均等に利用されるようになります。

2)色指定が元に戻る問題が解消されました。

  ITBCは、IPtalkで採用されている色タグ(`0〜`9)の命令を理解して
  実際に字幕に色をつけようと処理しますが、1画面からタグが消えてしまうと
  色が元に戻る問題がありました。

  ▼過去の例
  WS000000.JPG  → WS000001.JPG

  最新のITBCでは、この部分が修正されています。

  ▼現在の例
  WS000000.JPG  → WS000002.JPG

3)DDNSの更新を必要時に絞る処理を追加。

 今までのDDNS更新機能は、毎回書き換え処理を実施するようになっていました。
 そのため、配信調整をしているときなど「通信ON・OFF」を繰り返したりすると
 DDNSサイトから更新ブロックを受けて、トラブルになるケースがありました。

 今回のバージョンから、アドレス更新が必要かをDNS正引きすることで判断し、
 必要なときのみ更新処理を実施します。

 なお、更新が不要な場合には、このようなメッセージを出します。
 WS000003.JPG

 また、追加の処理変更としては、通信ON完了から3秒後に書き換えを実施するようにしました。
 通信開始処理の中で実施すると、うまく処理できないケースがあったからです。
 (ファイアウォールソフト・PC処理負荷の関係から更新リクエストが失敗するためと推測。)
 実際に通信準備が終わった後にDNS処理をすると問題ないとの利用者情報から実装を変更しました。

4)スライド変換モードの実装

 ITBCの入力ウィンドウを利用して表示する場合の話です。
 学芸会などで歌詞を表示する場合、色づけするケースがあります。
 よく使われる手法として、入力ウィンドウの事前原稿機能にある
 「スライド風送信(`@)」を使うことが多いのですが、
 これには欠点がありました。

 ▼過去の例
 WS000007.JPG 1秒後に・・→ WS000008.JPG

 それは「スクロール制限処理(受信者読みきり制御)」が働いてしまうこと。
 ITBCでは、字幕が読みきれないことを抑制するために
 スクロール制限処理が標準機能として織り込まれています。

 この機能は、2行/秒 程度の設定値になっていますが、
 歌詞表示などをする際には。この機能が仇となり
 ぱらぱらと数行遅れて表示される問題がありました。

 今回はそれらを抑制するモードを追加しました。
 このモードは、原稿をスライドデータに変換して
 「1画面として送る」機能です。

 ▼設定例
 WS000006.JPG
 使う場合には「スライドに変換し、表示させる」にチェックを入れて、
 F4キーでスライドを送ります。

5)非同期通信時の更新速度調整

  ITBCの字幕更新機能の中に、「更新時間を追従させる」機能があります。
  これは通信回線の遅延事情をユーザに意識させることなく
  ITBCが自動的に吸収するためのものですが、非同期通信では採用されていませんでした。
  (非同期通信時は、通信開始時に時間が決まるようになっています。
   そのためフィードバックが出来ませんでした。)
  
  今回はプログラムを見直し、フィードバックが可能になりました。

 ▼実際の例
  WS000004.JPG
 更新設定になるよう、更新速度が追従しています。
 

6)サブWの文字位置調整

 サブウィンドウの文字表示位置は、いままで調整ができませんでした
 余白調整できないがために、文字が被ったり欠けたりするPCがあり
 うまく活用できないケースが報告されています。

 ▼過去の例
  WS000010.JPG

  今回からは、この位置をカーソルキーをつかって
  位置調整することが可能になりました。

  ▼設定例:余白ができています。
  WS000009.JPG

7)縁取りがきれいになりました

  サブウィンドウの縁取りを実現するための方法が改善され、
  縁取りがきれいになりました。
  また、サブウィンドウで[F]キーを押すと、
  縁取りの太さを変更することが出来ます。

 ▼例:
  WS000011.JPG



 他にも、細かい調整をかけています。

 いままで、国体、学校(大学、中・小学校)、要約筆記関連団体、企業など
 様々な場所で利用されていることを報告頂き、感謝しています。

 今後も、皆さんが、より良い環境で字幕を受けられるように
 アップデートをしていきたいとおもいます。

 ご協力・ご支援をよろしくおねがいします。
posted by なお at 23:27| 静岡 晴れ| Comment(3) | TrackBack(0) | 要約筆記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月30日

2011もお世話になりました。


2011も終わろうとしています。
今年も皆様にはお世話になりました。

今年の目標を年初に立てたのですが、
思ったほど進んでいなかったことは反省点です。
ITBCの使いやすさUpぐらいかな?進んだのは。

オープンソース版ITBCの件ですが・・・
現行のITBC2は、ソースの整理や公開許諾関係が片付かない関係で
まだ公開できる状態にないので、先にITBC3として検討していた
C#プログラムを「ASNA」というパッケージで公開する予定です。
(12/31 HP公開予定。BSDライセンスを予定。)

来年は、
・「ユーザが使い方を学ぶ」環境を整えること
 →マニュアル系の整備
・インターネットとの親和性向上
・オープンソース化の検討
 (もしかしたら、スクリプト言語で書き直すほうがよいかも?。
  候補は、PHP・Perl・Ruby・Python。)
・ノートテイクでの使いやすさも考慮していく
 (授業で使いやすい形態・システムは何だろう?という部分。)
・ログの再利用性を考えて行く
 (どうやったら役に立つか。問題点も整理。)
・新たな表出方法の研究。
 (スクリーンリーダと連携して点字出力をするなど。)
・ITBCの広報&レクチャーの推進。
 (Webをみても、要約筆記ツールの話題はどんどん減りつつあるので。)

という点、少しでも進めていけたらと思います。

今年は特に新たな出会いや、お世話になった方もいました。
本当にありがとうございました。
来年も、どうぞよろしくお願い致します。


#追伸#
 ・ITBC2のマニュアルをつくっています。いずれ頒布可能な形にします。
  いろいろアドバイス頂ける方には、試作製版本をお渡しすることも検討してます。
  (試作版は数が少ないので、数量限定です)
  興味のある方は、私まで相談頂ければ幸いです。
posted by なお at 23:39| 静岡 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 要約筆記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月26日

PS Vitaを字幕表示機器として使ってみる。


12月17日に、SCEIから新型モバイルゲーム機器である
 Play Station Vita が発売されました。

では、この新作が字幕表示に使えるのか、
さっそく試してみましょう。

◆環境◆
 ・PS Vita (システムv1.5へアップデート)
 ・ITBC v2.40 a 15改

◆結果◆
 字幕表示は可能だが、若干問題あり。
 1)ITBC側ソフト構造上の問題で、PS Vitaが PCとして認識される。
 2)画面のちらつきが発生する。

◆動作画面◆

通常表示だと、これぐらい。
(なお、v2.40 a15ではPC扱いなので、PC設定枠で
 行数などを合わせこんでいます)
DSC_0235.JPG


拡大しまくったら、これぐらいまで大きくなります。
(ここまで大きくするとあんまり実用的ではないけど、
 これぐらい大きくなるのはいい事です。)
DSC_0236.JPG

実は、文字を大きくしてほしいっ!と
PSPの時代からSCEIさんにお願いしてました。
Vitaで実現となりました。
いろいろと検討いただいたSCEIさんに感謝。


◆設定◆
 現状のITBCで表示することは可能ですが、
 若干いまいちな部分があります。

 早急に対応版 v2.40 a16 を出しますので
 最新版ITBCでお試しくださいませ。

◆最後に◆
 いろんな表示機器が増えて、選択肢が豊かになってきました。
 私の目論見として、PSVitaのDoCoMoプリペイドカードをつかって
 遠隔モバイル情報保障システムが組めるのでは?と思ってます。
 また、この場ででも 紹介したいと思います。
posted by なお at 00:18| 静岡 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 要約筆記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月27日

要約筆記をノート感覚で読む連携ツール。

今まで、ITBC2でつくった字幕を、

twitterをつかって拡散する方法などをご紹介しました。

この方法は反響が大きく、震災復旧支援やイベントなどで

活用されることもあるようです。


今日は、新しい連携ツールをご紹介しましょう。

その名は「Evernote連携アプリ」。
要約筆記・ノートテイクされたものを、
そのままノートにしてしまおう、というものです。

これは大学などの「ノートテイク」をする際に
記録を「残す」ことに注目したものです。
また、そのノートが共有されているものであれば、
複数人で確認したり、後日自分の考えたことを
メモしたりして、まさしく自分だけの講義ノートに
なることでしょう。

WS000000.JPG

まずは、通常の入力環境を整えてください。
(通信ON、入力ウィンドウ開始)

そのあと、図のように Evernote連携機能を呼び出します。

WS000001.JPG

※起動しないかたは、.Net framework 3.5 のインストール状況を確認してください。

使い方ですが、
1)ITBCと接続をします。(ボタンをおして、「接続しました」と表示されればOK)
2)EvernoteのID、パスワードを入れて「ログイン」を押します。
3)投稿先から、書き込みたいノートを選びます。
  ノートがない場合には、ページ名をいれて、「新規作成」を押します。
4)「ノート決定」を押します。
5)ノートテイクを始めます。

うまくいけば、Evernoteに字幕が転送されていきます。

現段階では、転送のみですが
今後、数式などが入るようにアップデート予定です。

ITBC v2.40a14 から利用可能になりますので
利用した感想をぜひお聞かせください^^






posted by なお at 15:17| 静岡 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 要約筆記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月02日

[ITBC2]字幕配信遅れを最小にする手段の検討


今回は、新しい技術「 WebSocket 」をつかって
現在の課題を解決してみます。


■現在の課題■
・字幕が届くまでに遅れがある
・字幕通信にかかる通信料の問題

・PCにかかる負荷が大きい

 まず、字幕の遅れです。
 現在のITBCは、字幕を一定期間ごとに読み込みにいくことで
 最新の文章を表示できるよう、作られています。
 つまり、「一定期間の遅れ」が発生します。
 この遅れを無くすためには、読み込み間隔を早くすれば
 ある程度改善されますが、その場合には通信量が増すため
 結果的に「インターネット使用料」が高くなります。
 ユーザにとってはリアルタイム性の向上と
 通信負担の増加は背反する課題というわけです。

 また、読み込みが増えれば増えるほど、
 処理するパソコン(ITBCが動いているPC)にも
 負荷がかかります。

 安価なPCで処理したいというニーズも多いですから、
 この点も課題になるわけです。

■解決手段■

 根本的な問題は、「ブラウザは字幕を受信したら終わり」ということです。
 次の字幕を受信するには、何らかの方法で次の字幕を取りに行く 
 作業をする必要があります。現在は、JavaScript をつかって
 自動的に再読み込みするため、現在のような字幕受信が可能です。

 では、「字幕を受信し続ける」ことが可能になれば、
 再読み込みが不要になり、課題が解決できるはずです。

 今回は、 HTML5規格の一部として検討されていた
 WebSocket という通信規格を使って実現します。
 (現在はまだドラフト規格で、HTML5から切り離されて検討されているようです)

 WebSocket は、ブラウザが連続してデータをやり取りできる
 国際的な(検討段階の)通信規格です。
 
 ITBC v2.40リリース候補5(RC5) は、このWebSocket機能を搭載しました。
 この機能をつかって、リアルタイム字幕配信をやってみます。

 <試す場合はこのように設定してみてください>
 
 (1)WebSocket用のレイアウトを読み込みます。
    「配信画面をデザイン」より選んで、ダブルクリックします。
    WS000004.JPG

 (2)WebSocketを有効にします。  
    詳細設定→通信→WebSocketから、設定を有効にします。
 
    WS000001.JPG
    ※字幕に関する通信をすべて配信するようになりますので、
     入力者名なども配信されます。気を付けてください。
    ※今後、配信内容は選択できるようにする予定です。

 (3)字幕を受信します。


    ブラウザで開いてみてください。
    ※最新技術のため、対応するブラウザが必要です。
     Google Chrome の最新ベータ版、Safari 最新版、
     iPad/iPhone用iOSの最新ブラウザでお試しください。

    WS000000.JPG

■結果
 
 字幕の受信遅れは、同一PCで見る限り ほぼ同時です。
 PC→Softbank 携帯電話に字幕配信する場合に、通信回線の遅れが
 0.5〜1秒ありますから、実際にはその程度の遅れで字幕配信が可能です。 
 (現在読み込みを1秒設定、通信遅れ補正OFFの場合、字幕配信に2~3秒かかります。
  この技術を使えば、1/2程度に抑え込むことが可能になります)

 通信量の面です。
 <前提>
 ・1回の字幕配信に 3KB(3072 bytes) かかる
  (字幕文字列は170文字/分 = 512 bytes とする)
 ・1秒ごとに読み込み
 ・通信量は 0.2円/パケット   128byte/1パケット  ...ソフトバンク通信量を想定。

 通常は、1回に 3072 byte/128 byte = 24パケット= 48 円かかります。
 1分間で 1,140パケット = 288円、1時間で 86,400パケット=17,280円かかります。
 学校などで使う場合、授業1コマ受けるだけで、高額なパケット代になります。
 もちろん、パケット定額に入るケースが多いと思いますが、
 常に上限に張り付いてしまいます。

 WebSocketを使う場合には、
 1分に 512 byte/128 byte = 4パケット
 字幕が 1分に10回送られたと想定し、WebSocket通信 10パケット
 = 1分間に 14パケット = 2.8 円、1時間で 840パケット=168円かかります。

 この技術をつかえば、通信量を 1/100 程度まで抑えることができます。
 実用レベルまで作りこむと、文章訂正など、もっと細かな通信をするために
 通信量は増えますが、それを見込んでも 1/50 程度には抑えられると思います。

 今後、正式に通信規格が確定すれば、もっと利用できる環境が整うと思われます。
 その時が来るまで、この機能をつかって課題や環境を整えていければとおもいます。

■展望■
 このWebSocket機能は、受信機間での情報やり取りも可能にしてくれます。
 ゆくゆくは、HTML5機能と組み合わせ、iPhone同士で手書きデータを共有したり、
 ブラウザから字幕入力することすら可能になります。

 要約筆記の環境を一新する技術になることは まちがいないでしょう。
 今後も、標準的な規格を取り入れ、汎用的なシステム構築をしていきたいと思います。
posted by なお at 21:47| 静岡 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | 要約筆記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月17日

パワーポイントをWiiリモコンで動かしてみる


ちょっと前に作ったソフトですが、
Wiiリモコンをマウスの代わりにしてみよう、というものです。
WS000000.JPG
技術としては若干目新しさがないですが
まだまだ使える機能ですので、活用してみましょう。
(いまのトレンドは、きっとXBOX360のKinect ですが
 それはもう少し敷居が下がってからにしましょう。)


【事前に必要なもの】
 ・Wiiリモコン
 ・Bluetoothアダプタ(内臓のものでもOK)
  
WS000003.JPG
 アダプタはMicrosoftのドライバが使われているものが推奨です。
 東芝製のものでは動かない可能性が大です。


【準備】

まずは、ソフトをダウンロードしてみます。
http://www2.wbs.ne.jp/~condle/Kurogo.html
WS000002.JPG

インストーラを起動して、インストールします。
WS000001.JPG


プログラムがインストールされたら、黒衣(くろご)を起動します。
WS000004.JPG

ソフトを起動したら、メニューがでます。
WS000006.JPG


【使い方】

 Step1:WiiリモコンとPCを繋ぐ
  Wiiリモコンとの接続はソフト操作とリモコン操作、同時進行で行います。  
  
  1)すぐ操作できる位置にWiiリモコンを持ってきます。
  2)黒衣の「接続」を押します。
  3)Wiiリモコンの1番と2番のボタンを同時押しし、LEDを点滅させます。
  4)「OKボタンをおしてください」のOKボタンを押します。
  5)接続完了になるまで待ちます。(〜30秒ほど)


 Step2:操作する
  基本的には、マウスモードとキーカーソルモードがあります。

WS000005.JPG

 キー操作は上記の割り付けになっています。
 そのうち キーアサインを変更できるようにしますが
 急ぎの方はソースコードを編集してアレンジしてみてください。
 (エンバカデロ社のC++ Builder 2010があればソフトはビルドできます。)


 ぜひ、活用してみてください。
posted by なお at 23:47| 静岡 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | プログラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Twitter+要約筆記連係について考える

【プロローグ】
 情報支援という点で、twitterが活用されるケースが増えてきました。
 現状のtwitterは、要約筆記用語でいうところの「ひとり入力」状態です。
 これはこれで良いのですが、今回は連携が可能か検討します。

【連係とは】
 要約筆記では、情報量を増やしたり、即時性を向上するために
 よく「連携入力」という手法をつかいます。

 この連係入力は複数人の入力過程をみながら、
 交互に文章を打ち込んで完成させていくものです。

 連係には相手との呼吸を合わせたり、
 語彙・国語力をあわせたりと、難しい点はありますが、
 情報量や即時性を向上させる1手段となります。
 また、入力に集中する時間を分散することで 入力者自身にかかる
 負担を低減することができるのも魅力です。

【連係はできるか】
 twitterだけを使うのであれば、結構難しいと思われます。
 それは、相手の文章をモニタリングする手段がないことに尽きます。

 では、どのように補うか。

 1)入力者と会話で補う手段をつくる

   たとえば、Skypeで声掛けをする。
   ただし、音声に集中できずに文章がうまく作れなくなるケースがある。
  
 2)入力モニターをできる環境を作る

   ほかの通信手段をつかって、入力を完成させ、
   その文章をtwitterに流し込む、という方法。

【環境をどのようにつくるか?】

  上記2の方法は、うまく作りこめば、それなりに機能します。
  では、どう実現するかをもう少し具体的にしましょう。

  a)VPN環境をつくる

    入力者をLANでつないだ(ことにして)入力班を組み、連係する方法。
    この時には、PacketiXを使うとよいでしょう。
    デメリットは、信頼できるメンバー以外と班を組んだときに
    PC内ファイルが漏えいしてしまう可能性があることでしょう。 
    (この点は、ファイル共有を切ったり、セキュリティソフトを適切に設定できれば問題なし)

    VPNを組んだあとは、ITBC入力ウィンドウのほかに
    IPtalkや、まあちゃんをつかって入力することができます。

    そして、この入力をITBC経由でtwitterに流し込むという方法で
    なんとか連係できることになります。
WS000001.JPG


    ※Twitter連携用に作成したものではありませんが、
     VPNをつかった連係システムの解説用に図解したものは下記の場所にあります。
    http://www2.wbs.ne.jp/~condle/ITBC2_files/%E9%81%A0%E9%9A%94%E6%83%85%E5%A0%B1%E4%BF%9D%E9%9A%9C%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0.pdf

  b)IPtalkのインターネット連係を併用

    IPtalkのインターネット連係で入力します。
    このとき、暗号通信文はIPtalk以外に読み取ることができないため、
    IPtalkのHTTP機能→ITBC経由でTwitterに投稿する
    という手法が考えられます。              

    ただし、この実現手段は通信負荷が高いのであまりお勧めしません。
WS000002.JPG


【感想1】
  若干仕組みとしては構築が難しい面がありますが、
  個人で構築できる範囲内だとおもわれます。

  VPN環境も筑波大学共同研究の成果を活用させてもらうことで
  お金をかけずに構築することが可能です。

  こういうリアルタイムに提供可能な情報保障システムを
  みんなの手で広げていけたらと思っています。
 
【感想2】
  情報保障の基本的な部分に「個人の情報を守る」などがあって、
  既存のツールとは連携が自由に行えない部分があります。
  この点はツールとしての機能維持や、制度を維持する意味では大事なことです。

  反面、思想の若干異なる「オープンな情報保障」の環境構築においては
  その点が制約になってしまいます。

  これは仕方がないことですが、
  「みなさんが実現したいことを実現できる」ということも
  次のステップに進んでいくためには必要です。

  ツール開発に携わる方には、ぜひ、ツールが互いに連携し、
  それぞれの機能を活用していくことで 互いに
  スパイラルアップできるような環境を目指してほしいと思います。
  
  個人的には、ITBCとUstream、ITBCとtwitter、ITBCとNVDA は
  良い関係が築けているのではないかと思っています。
  この連携を強化して各ツールの強みを生かし、活用しながら
  より良い環境を作っていけたら幸いです。


【おまけ1】
  連係モニターこそできませんが、それなりに連係する方法はあります。
  それは、(1)IRCを使う方法 (2)Skypeを使う方法です。

  IRCは昔から知っている人は知ってる、チャットシステムです。
  今ではサーバも減ってしまいましたが、Livedoorがサーバを提供していますね。
  クライアントはITBCのほかに、LimeChatなどが使えます。

  Skypeも言わずと知れた電話・チャットソフトです。
  Skypeチャットの文章も、Twitterに流すことができます。
  音声をSkypeで拾って、文章化する方法にも使えますね。
   (Skypeだと、若干聞き取りにくい場面はありますが、
    場所や環境を選べば使えないレベルではありません。)

【おまけ2】
  ITBCのTwitter連携ツールは、140文字制限を考慮した投稿をします。
  文章の泣き別れなどを考慮して「。」区切りで投稿する設定もできます。
WS000003.JPG


  また、ITBCの入力ウィンドウでは、文字数も表示されます。
WS000000.JPG

様々なツールと連携できるソフトITBCをぜひご活用ください。 


posted by なお at 22:22| 静岡 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 要約筆記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月14日

twitterをつかった情報保障システム(with ITBC2)【要約筆記】

以前ご紹介した、要約筆記システムです。
バージョンアップしてレイアウトも変わりましたので
改めて使い方の紹介を。

【目的】
 ・Twitterをつかって、情報保障を実現する。
 ・より入力しやすい環境をつくって、
  情報の送出側の負担も少なくする。

【課題】 
 ・TwitterのWeb画面から入力すると、
  1)連携入力ができない。
  2)Web画面の遷移で若干待たされる
 という課題があります。

【解決方法】
 ・要約筆記ツールからTwitterへ投稿できるようにします。

【実際の方法】
 ソフトウェアとして「ITBC2」というソフトを使います。

 ・このソフトは要約筆記の文章を様々なメディアに配信するシステムです。
 ・このソフトの中に、入力をTwitterへ流し込むTwitCapというツールがあります。


 ソフトは、http://www2.wbs.ne.jp/~condle/ITBC2.html です。
 WS000005.JPG
 現在のソフトは v2.34a15 が最新版です。

 @ソフトをインストールしたら、ITBCを起動します。

 A通信ONを押すと、通信準備ができます。

  (実際の文章は、入力Wか、IPtalkで打ち込みますが、設定は後ほど。)



 Bツイート転送ボタンをおして、twitcapを起動します。


 WS000000.JPG
 
  
 CTwitterにアクセス権を求めます。
WS000002.jpg


D許可をして、パスコードを得ます。
WS000006.JPG

WS000007.JPG

E表示されたパスコードを入力します。
 入力がおわったら、「PINコード認証」をおします。

WS000003.jpg

※「ウィンドウ下に [Twit]認証に成功しました 」と表示されればOKです。


WS000008.JPG

Fツイートされるように設定をします。
WS000004.JPG

G設定については、このページの設定をします。
WS000005.JPG
ハッシュタグなどを付けたければ、「文末につける文字」の部分に文字をいれるとよいでしょう。
また、ツイートが拡散するという側面を考えると、文章は完結すべきです。
文字数との関係もあるため、「。を目安として送信」などをうまく使うと良いでしょう。

G設定は完了です。
 あとは、文字を送るだけで自動的にツイートされます。
 

文字の送り方(IPtalkなど…)が分からない方は、
標準装備の入力ソフト(入力ウィンドウ)をつかいましょう。
WS000009.JPG

ボタンを押すと、入力画面が開きます。
WS000010.JPG

一番下の枠から入力し、エンターをおすとツイートされます。
文字数は右側の数字(画面では「0」になっています)を見て調整します。
ツイート限界などを意識しながら入力すると良いでしょう。


システムとしては以上です。
最後に、ツイートにはAPI制限という、1時間当たりの投稿制限回数があります。
情報保障に使おうと思うと、場合によっては厳しい制限です。

本来この制限は帯域制限のためのものですから、
回避しようとおもったら、アカウントをたくさん作るのではなくて
Twitterサイドに制限緩和申請をするほうがよいと思われます。
(あまりに目に余ると、アカウントがまとめて停止されるかもしれませんし。)

申請は英語で行う必要がありますが、下記ページから申請できます。
http://twitter.com/help/request_whitelisting

要約筆記で使う場合には、この点などに注意しながら、
活用してもらえたらよいと思います。

実際、災害などが起こったときに、情報保障をいかにして行うかは
とても大事なポイントです。このシステムをつかって、
一人でも多くの人が情報を得て、助かることを願っています。

posted by なお at 21:27| 静岡 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | 要約筆記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする